【佳作】 やさしい気持ちで

大山小学校 4年 遠藤 綾乃
 感情をもっていない人はどこをさがしてもいません。うれしかったり、かなしかったり、おこったり、他にもたくさんあります。
 ある日、友だちが私に相談してきました。友だちは同じ女の子同士にいやな言葉を言われていました。そして、友だちがだんだんと少なくなってきてなやんでいるそうです。お母さんに相談しても、 
「なんでそれくらいで言いつけるの。」 
とかんたんに言われ、よけいいやな気もちになってしまったそうです。そこで、私に相談してくれました。私は友だちをできるだけきずつけないようにやさしく相談にのりました。 
「何か一つだけでもいいから楽しいことをみつけてみたら。」 
と言っても、何も楽しみがないと言うのでとてもこまりました。でも、友だちは私よりも何倍もつらくて、こまっていたと思います。私に話してくれたことで、少しは気がおさまったのか、とても明るい表情になりました。今では悪口を言われることもなく、楽しく生活しています。それを見ているとホッとしてうれしくなりました。うれしさと同時に、ちょっとふくざつな気持ちが私の中にありました。
 実は、私も以前一人の女の子をいじめてしまったことがありました。いじめているときは「かわいそう」とか「いやだろうな」とは何の感情ももたずにいろいろと言っていました。毎日がつらかったと思います。今思うと本当にひどいことをしていた自分がいました。私に言われていた友だちの思いを考えると反省しかありません。 
 先生に言われて、ハッと気付いたしゅんかんでした。友だちにあやまりました。その友だちは私があやまるとすぐにゆるしてくれました。あんな悪口を言ったり、意地悪をしたりしたのに、ゆるしてくれる友だちはなんて心が広いんだろうと思いました。そんな友だちみたいになりたいと思いました。今ではその友だちとも、みんな仲良く楽しく生活しています。 
 今考えると、何の目的でいじめていたのか分かりません。なぜ、そんなことを言っていたのかも分かりません。その時の自分勝手な感情だったのかも知れません。悪口を言ったり、いじめたりしても相手にいやな思いをさせるだけで、何のよいこともないことに気付きました。私は反省するだけです。いつも先生は、 
「相手にしたことは良いことも悪いことも、全部自分に返ってくるんだよ。」 
と教えてくれます。相手にいやな思いをさせるのではなくて、これからはみんなによろこばれることをしていきたいと思います。また、いじめられている人を見かけたら、勇気をもって止めたいと思います。
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