【佳作】 「当たり前」から学ぶこと

玉井小学校 6年 黒澤 美咲
 みなさんは人種差別について知っていますか。
 わたしは以前、黒人が白人から差別を受けていたことを知りました。今、わたしたちにとって映画や舞台を見ること、レストランに入って食事をすることは当たり前のことになっています。 
 しかし、その当たり前のことが肌の色が違うという理由だけでおさえつけられてしまった人たちがいます。 
もし、わたしが「日本人だから」という理由だけで、映画や舞台を見てはいけないと言われたら、とても悲しい気持ちになります。レストランに入って食事をしてはいけないと言われたら、日本人であることの何がいけないのか、一体、誰がそんなひどいことを言うのかと、とても苦しくなります。 
 わたしは、小学校に入学したばかりのころ、とても悲しい思いをしました。わたしは、クラスの友達よりも背が低いという理由だけでばかにされました。その時の悲しい気持ちとつらい気持ちは今でも忘れられません。 
 わたしは苦しさから、母に相談しました。すると、母はわたしを優しくはげましてくれました。見た目で誰かを差別してはいけないことを教えてくれました。どうしようもないことで、誰かをせめてはいけないということも教えてくれました。それから、先生に相談すると、先生はわたしのことを悪く言う友だちのことを注意してくださり、少しずつ嫌な気持ちになることも減っていきました。 
 わたしは、心を傷つけられた経験があります。だから、傷つけられる人の気持ちを十分理解しているつもりです。わたしと同じような経験を一度でもしていれば、きっと、誰に対しても、優しく接することができると思います。 
 人は見た目を急に変えることはできません。身長は急に伸びないですし、急にやせたり太ったりすることもできません。見た目は時間があれば多少変えることはできます。しかし、肌の色や性別など、その人がどんなに努力しても変えることができないこともあります。自分で変えられないことを誰かに責められたとき、残るものは苦しさだけです。 
 わたしは、自分が経験した分、だれに対しても優しく接しようと心がけています。見た目や肌の色、性別などで差別をするようなことは絶対にしません。もし、わたしの周りで苦しんでいる人がいたとしたら、わたしはその人を助けることができる人になりたいです。
 わたしたちは生まれたとき、みな平等に生まれてきます。一人一人の命が大事であるように、一人一人がもっている権利も大切にされなければいけないと思います。自分を大事に、みんなを大事にこれから生活していきたいです。
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