【佳作】 友達がいるから

玉井小学校 4年 渡邉 加奈
 私は、バレーボールのスポーツ少年団に入団しています。姉が入団していたこともあり、一年生のころからがんばっています。 
 大会に向けての私の目標は、「サーブをぜったいに入れる」ということでした。 
 大会まで、目標に向かって練習をがんばりました。少しずつサーブの入るかくりつがあがってきました。 
 ある日、練習でサーブをしていると、百発百中入りました。友達に 
「ぜったい、点がとれるよね。」
「いいな。」
と言われました。そう言われると、とても心強くなりました。
 大会当日、試合中にサーブを打つ順番が回ってきました。しかし、ボールが手に当たらず、私のサーブは入りませんでした。くやしくて、なみだが出そうになったとき、友達が 
「おしい。どんまい。次はぜったい入るよ。がんばれ。」 
と言ってくれました。私は、うれしくなりました。次こそは入れてやるぞという思いがわき上がってきました。 
 次にまたサーブが回ってきました。友達がはげましてくれたことを思い出しながら、サーブを打ちました。 
「バシッ。」
 サーブが入りました。点も取れました。なんだか自信が持てました。
 バレーボールをしていると、思うようにできないことがいろいろ出てきます。でも、今まであきらめずに続けてこれたのは、いっしょにがんばっている友達がいてくれたからかなと思います。 
 友達のはげましの言葉は、何よりも強いなと思います。私も、同じように周りの友達にはげましの言葉を自然にかけられるようになりたいです。 
 ふだんからも、なにかこまっていて、ないている友達にやさしく 
「だいじょうぶだよ。」
「つぎやれるよ。」 など言ってあげたいです。 
 そのために、周りにいる友達の様子をよく見て気づかえるようにしたいです。 
 そうすれば、友達をなくすことなく、いつでもいっしょにすごせると思います。そして、私もはげましてもらい、ささえてもらうことができると思います。
 友達がいるから、毎日楽しく過ごせます。つらいこともがんばれます。だから大切にしていきたいと思います。
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