【佳作】 優しい気持ち

大山小学校 5年 春日 心愛
 私は、四年生の時に合唱部に入部しました。入部した時は「上手に歌えるかな。」とか、「本当に続けられるのかな。」とか、とても不安でした。けれど、合唱部のみんなが笑顔で楽しそうに歌っている姿を見て、「大丈夫。きっとやれる。」と思い、不安な気持ちがなくなりました。
 今年は五年生になり、合唱部にも新しい部員が入部しました。特に三年生が多く入部しました。私より二学年下の友達です。体は小さいし、声の出し方も上手ではありません。でも、とてもかわいい友達です。 
 地区大会が近づくにつれて、練習時間が増えていきました。夏休みも毎日のように練習がありました。部員ではない友達が楽しくのんびりと過ごしていることが、とてもうらやましく思えました。長い時間練習することは本当に大変で、つらいものでした。「休みたい。」と思う時も何度かありました。でも、暑さやつかれに負けず、毎日練習できたのは、仲間がいたからだと思います。みんなが「県大会出場」という目標に向かって、気持ちをひとつにし、たがいにはげまし合いながら練習しました。その結果、地区大会では金賞を受賞することができました。残念ながら県大会には出場できなかったけれど、みんなで力を合わせた成果なので、とてもうれしかったです。
 私には来年があります。来年は六年生になります。小学校最後の合唱コンクールになるので、今年と同じ「金賞」になり、県大会に出場できるようにがんばります。 
合唱部の友達はもちろん、私の周りにいる人たちはみな、「優しい気持ち」をもっています。例えば、合唱部の友達は、毎年、県大会に出場している小学校の歌声のすばらしさをみとめることができます。ねたむことはありません。すばらしさをみとめながら、自分たちもがんばろうという前向きな気持ちをもつことができます。 
 私の周りにいる友達は、教科書を忘れた時など
「見せて。」
とたのむ前に、私が忘れていることを察してさり気なく、教科書を見せてくれます。そんな優しさがとてもうれしいです。今度、友達が忘れた時は、私が同じことをしてあげようと思います。  テレビのニュース番組などでよく「いじめ」という言葉を耳にします。私はいじめられたことはないし、いじめたこともありません。私が通学している大山小学校では、いじめはないと信じています。
 みんなが「優しい気持ち」をもてたら、いじめなどということは起きないし、かなしい思いをする人もいなくなると思います。どんな時でも大人になっても「優しい気持ち」をもち続けられるようにしたいと強く思います。
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