優秀賞ゆうしゅうしょう】 生存せいぞんすることについて

玉井たまい小学校しょうがっこう 6ねん 須藤すどう あきらだい
 人間にんげんには、みんなおなじように生存せいぞんする権利けんりがあります。ぼくは、その「生存せいぞん」ということについて、みっつのポイントからかんがえてみました。
 ひとは、「戦争せんそう」です。むかしから、国同士くにどうしが、何回なんかい爆弾ばくだんとしたりとされたりして、そこに生存せいぞんしていた何千なんぜんにん何万なんまんにんという人達ひとたちいのちうしなわれてきました。まえこったアメリカと日本にっぽん戦争せんそうときにも、はげしい空襲くうしゅう原子爆弾げんしばくだんによる攻撃こうげきによって、とてもたくさんの人々ひとびとくなりました。もっとむかし日本にっぽんでは、武士ぶし大名だいみょうが、自分じぶん領地りょうちやそうとしたり、手柄てがらててえらくなろうとしたりして、たたかいをこしました。成功せいこうしてちからをつけた武士ぶし大名だいみょうもいるけれど、そのかげでは、いのちとしているもない人達ひとたちがたくさんいます。最近さいきんだと、リビアで内戦ないせんき、ちいさなどもやおんなひとがぎせいになっているとニュースでりました。はや戦争せんそうをやめ、平和へいわなかになってほしいとおもいます。
 ふたは、「差別さべつ」です。アメリカ国内こくないでは、以前いぜんは、白人はくじん黒人こくじんきびしく差別さべつされていて、そのために内戦ないせんきていました。キング牧師ぼくしやオバマ大統領だいとうりょうなど、人種じんしゅ差別さべつをなくそうとかつやくしたひとがたくさんいたおかげで、人々ひとびとなかに、「人間にんげんはみな平等びょうどう」というかんがえがひろまり、いまのアメリカでは、そんなにおおきな人種じんしゅ差別さべつはありません。でも、いろいろなニュースをたり、いたりすると、まった差別さべつがなくなったわけではなく、理由りゆうのない不当ふとうあつかいをけているひとはまだまだいるようです。はだいろちがっていても、みんなおないのちをもっているのだから、差別さべつをするのはおかしいことだとおもいます。
 は、「格差かくさ」です。日本にっぽんはとてもゆたかで、必要ひつようのないものをどんどんてたりして無駄むだにしていますが、世界せかいなかには、生存せいぞんするために必要ひつよう食料しょくりょうがなく、にしてしまうひとのいるくにもあります。水道すいどうがなく、きたなみずんでいろいろな病気びょうきにかかってしまう人々ひとびとあめらずに、みずすらめずにかわきにくるしむ人々ひとびとがいます。きたなみずでも、ないよりはましだから、んだり、作物さくもつそだてたりすることはできるからいいのではないかとおもひともいるでしょうが、それでいいのでしょうか。日本にっぽんは、こまっている国々くにぐにに、いろいろな物資ぶっし支給しきゅうしています。でも、それだけではわないくらい、くにくにとの格差かくさひろがっています。だから、ゆたかなくには、もっとこまっているくに関心かんしんって、資源しげんえばいいのだとおもいます。そうすれば、くに格差かくさちいさくなり、こまっているくに人々ひとびと生存せいぞん確率かくりつがるとおもいます。 
 「生存せいぞん」は、だれにでも保障ほしょうされなければならない権利けんりです。「生存せいぞん」の権利けんりまもられるよう、ぼくにできることからびかけていこうとおもいます。
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